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【成約事例】相続した実家をどうする?


【不動産コンサルReport 相続した不動産の売却】

当センターで最近増えているのが、相続した「実家」についてのご相談です。相続された方(子ども)の多くは、既にご自宅を所有していたり、都心に住まいを構えていたりしており、自分が育った「実家」に戻ってくるという選択肢は少ない。今回のご相談者様も、戻ってくる予定も無いので処分をしたいとのことでした。

とはいえ、相続された方が思っていた金額で売れることも少ないのが「実家」です。今回の物件は、神奈川県内某所、JR線からは歩いて15分はかからない場所ではある。しかしながら現場調査をしてみると、問題点でいくつかみられました。

・前面道路が車が通れない(2m程度)

・道路が私道で10人で共有している

・敷地の境界が不明確

・隣の家の擁壁が越境?している

・建物の傷みが激しい

・建物内に荷物が非常に多い

購入する側からすると、現状ではリスクが大きく、また改めて境界を確定(測量)をしたり、隣地の方と立ち合いをしたり、越境している擁壁をどうにかしてもらったり、、、、という作業も大変。

住んでいる時には気にならないことも、いざ処分をしようとする時に、思い描いていた金額では売れないことを知り、売るために親の代からの問題点あったことを知り、実家に残された荷物の多さに愕然とし、またまたここでも費用がかかることを知り、、、、、。

今回は、なんとか買い手も見つかり、諸々の諸問題もクリアし売却成功となりましたが、最後に、売主様に、必要なもの、想い出のモノを搬出いただき、他は当センターの遺品整理業者に一括して処分してもらいましたが、車が入らない場所にある為に撤去費用は割り増しで50万円以上に。

不動産を売る売らないに限らず、元気なうちから「現状の把握」をしておくことが大切です。せっかく遺された不動産が、最終的に売れなければ「価値0円」ということです。

▣不動産の現状診断お気軽に、ご相談ください。

おしまい


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